体調管理は 難しい 2

骨粗しょう症 に 片足突っ込んだ

 大腿骨の測定値は、今まさに骨粗しょう症のレッドゾーン入りかけていた。腰椎は骨量減少のイエローゾーンに入ったところか。判定基準は、若年成人の80%が正常、70~80%が骨量減少。70%未満が骨粗しょう症だという。若い時の7割の強さしかない身体の屋台骨になったということだ。ちなみに昨日紹介したフォトで、右側のグラフは経過履歴なのだが、引っ越しで同じ病院に罹れなかったので、今回と同じデータが載っている。そこで10前のデータ(同じデキサ法)を引っ張り出してみた。腰椎は正常範囲だったが、大腿骨は骨量減少のイエローゾーンにしっかり入っていた。しかし、60代の私は安易に考えていて、歳相応だと楽観して、何も対策をしてこなかったのだ。

骨折は やはり 怖い

 去年のコロナ禍で、友人たちが何人も骨折したことを思い出した。我が家も、86才になる姉が大腿骨を骨折。なんと10日間、足を宙づりにしたまま手術を待った。見るのも辛く、何軒も病院をあたったがすぐに手術ができるところはなく(コロナ禍の上連休だった)また移動でリスクがあることを考えて我慢した。

 あれからもうじき1年経つが、スタスタ歩いていた人が車いす生活になった。友人たちは手・腕が多いのだが、治りの悪さに閉口している。さらにコロナ禍では外に出るのも怖く、体力も気力も戻りづらいようである。

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骨をよく見よう

スポーツクラブに 行っているだけでは ダメだった

 私は長年スポーツクラブに入っていた。40代は仕事が忙しくてお風呂代わりに利用。50代は好きな時プールで泳いでストレスを流していた。60代になって、今風の泳ぎを習ったり時々ヨガ風のスタジオレッスンも出たおかげで、身体があまりに硬いことに気づいた。だからあんなに嫌いだったジムにもちょこっと行ってマシンを使い、ストレッチもしてきたつもりだった。そこでBMI(体重÷身長÷身長)肥満度は確かに減ったが、減ったのに、お腹周りだけはしっかり残っている。良く言う浮き輪状態。有名クラブのようなスマートな減り方にはなっていない。だから余計に、美しいビキニ姿の前にあったブヨブヨ脂肪はどこにいったの? といつも不思議に思う。

ボデイ チェック

 昔からスポーツクラブでは、体力測定、形態測定といった観点の記録を測定していたが、最近は体組織測定である。ちなみに私の記録では2005年ぐらいからのが残っている。そこで推定骨量の数字の変化を見てみた。2.4㎏から徐々に下がってこの数年2.1㎏。う~~ん、やっぱり減っていたんだ。

 自分としては、仕事も、家事も、遊びもバランスよくやってきたつもりだったが、もう少し内容を見直すしかないのかもしれない。そためには心身の状態を再チェックして、何が足らないのか考えよう。一番自分で取り組みやすいのが食生活だろう。そこでこのブログを機に、なるべく記録していこうと思う。